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星・惑星の誕生領域の赤外線のかたよりの普遍性と生命のホモキラリティー
「猫の手星雲」(NGC 6334) と呼ばれる星・惑星形成領域を赤外線で観測し、22%という高い円偏光を検出することに成功しました。これは、これまでに報告されたなかで最大の赤外線円偏光です。「大きな円偏光は生命のアミノ酸のかたよりの原因であり、宇宙におけるアミノ酸のキラリティーを引き起す」という仮説があります。今回、研究チームにより世で初めて円偏光の普遍性が発見されたことは、この仮説をサポートするものと考えられます。
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